選手紹介
毒針エルボー
キヨソンセン・FLYSKYGYM
kiewsongsang・FLYSKYGYM
所属:FLY SKY GYM
1990年5月24日生 タイ出身 -型
身長165cm ~61.5kg
180戦106勝(12KO)68敗7分
- WMCインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者
- 2012年豪ムエタイチャンピオン
小比類巻貴之を破るなど日本で活躍したタイ人ファイター、フンファーが日本人女性と結婚し創設した神奈川県綾瀬市のムエタイジム「フライスカイジム」の選手兼トレーナーとして来日したキヨソンセンは、在日ムエタイファイターとしてトップクラスの実績を残している。
ほとんどの試合を勝利し、特筆すべきは高いKO率。ハイキックや右フックによる一撃ノックアウトもあれば、ヒジ打ちで叩き壊すような戦慄シーンを現出させることもある。パンチも蹴りもオールラウンドに操るが、本人は「ヒザ蹴り、ヒジ打ちが得意」「私のヒジ打ちは“斬る”だけでなく“倒す”ことができる」と得意技に自信を持っている。
キックボクシングのあらゆるスキルをマスターしたタイ人選手は、世界中で指導者として重宝されるが、キヨソンセンのように選手兼任で積極的にリングに上がるタイプも珍しくない。そんな在日タイ人ファイターは、大きく二つに分別できる。「試合を仕事として淡々とこなす」淡白タイプと「タイ本国の試合以上に意地になって倒しに行く」高プライドタイプである。これまでKNOCK OUTに出場し、“神童”那須川天心と接戦を演じた“最強先生”ウィサンレックなどが後者の好例で、彼らは日本人生徒が応援する中、その力を鼓舞すべく全力を引き出し、更に日本のキックボクシングスタイルを熟知しており一律に倒しにいく。
ムエタイの二大殿堂、ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムなどで200戦近くを闘い抜き、2018年現在、28歳と心技体充実した年齢のキヨソンセンこそはその典型と言えよう。
そして、試合1週間前、KNOCK OUTライト級アジアトーナメント出場選手の欠場により急遽参戦が決まった“Mr.KNOCK OUT”森井洋介戦。普段はシャイで静かなサッカー好きのタイ青年がリングの上で豹変した。独特なリズムで打ち込む右ミドルキックは、森井の左わき腹を赤黒く染め上げ、カウンターのヒジ打ちなどでヒヤリとする場面が幾度にもわたった。フルラウンド5回戦の判定は1-0でキヨソンセンをジャッジ1名が支持する有利のドロー。続く延長戦、鬼神と化した森井の猛攻に沈んだが、確かな実力を示してみせた。
選手情報
Fighter’s Info
試合動画
森井洋介 vs キヨソンセン・FLYSKYGYM KNOCK OUT 2018 cross over KING OF KNOCK OUT ライト級アジアトーナメント1回戦
Recent results
-
石井達也
◯5R
判定BOM - The Battle Of Muay Thai SeasonⅡ vol.2 -
2019年6月1日(土) 横浜文化体育館
-
リク・シッソー
◎2R
TKOThe Battle Of Muaythai SEASON 2 vol.1
2019年4月14日(日) 横浜大さん橋ホール
-
森井洋介
△5R
判定※トーナメントのため延長RでKO負けKNOCK OUT 2018 cross over
2018年10月7日(日) 後楽園ホール
-
櫻井健
◯3R
判定Champions Carnival 2018(JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
2018年5月13日(日) 後楽園ホール
-
ドーク・ジュン・ジャン
◎2R
TKOムエローク2018 1st
2018年3月18日(日) 新宿FACE
-
テープジュン・サイチャーン
◎1R
KOBOM XVI
2017年12月17日(日) 横浜大さん橋ホール
-
NAOKI
◯3R
判定NJKF 2017 3rd
2017年9月24日(日) 後楽園ホール
-
夢・センチャイジム
◎1R
KOBOM XV
2017年8月6日(日) ディファ有明
-
DAIJU
◎1R
KOBOM XIV
2017年4月9日(日) 新宿FACE