2月12日(日)大田区総合体育館にて開催の「KNOCK OUT vol.1」。1つの引き分けを挟み、現在9連勝中と絶好調の”WONDER BIRD”不可思との対戦が決定した、勝っても負けてもKO決着!誰が相手でも真っ向勝負を挑む”クレイジーピエロ”山口裕人にインタビューを行いました。打ち合い上等!山口裕人のKO決着への思い。さらに毎大会変更する髪型へのこだわりについてを公開!
空手からキックボクシングに転向
-山口選手が格闘技を始めたきっかけは?
山口「全く記憶にないです。5歳から空手をやっていたんですが、なぜやるようになったかも全く覚えてないです。あんま面白なかったし、習い事って感じでしたね。」
-ご自身の希望で始められた訳ではないんですね。空手をやられてるときはどんな試合をしてたんですか?
山口「ほんま適当にやってました。パンチも適当にだして、適当に蹴ってみたり。小学生の頃から大会にも出場していて、何回か大会で優勝したりしてたんですが、あまり楽しくはなかった。」
-そこは強調されるんですね(笑)何か他に興味があることがあったとかなんでしょうか?
山口「小学生の頃はダンスに興味があってブレイクダンスを習ってました。中学生までやっていたんですが、リズム感もなくて、あんま上手くならなかったので、これもおもんないなって辞めちゃうんですけど。でもダンスは今でも好きですよ。」
-キックボクシングに転向されたのはいつ頃なんですか?
山口「中2の頃に空手の道場の知り合いに誘われたのがきっかけ。特にキックボクシングに興味があったって訳やないんですけど、空手にも飽きてましたし、ちょっとやってみようかなって。」
-なるほど。キックボクシングで空手をベースに戦う選手は数多くいます。その辺の以降はスムーズだったんじゃないですか。
山口「ぜんぜん。空手とキックボクシングは違いすぎるので、最初はほんとに苦しみました。空手やってなくてキック始めたほうが良かったんちゃうかなっていうくらい。そもそも僕空手あんま好きちゃいましたし。」
-素人目には空手とキックボクシングは同じ打撃競技で、似ているイメージがあるんですが、実際に戦うとなると違いは大きいんですね。キックを始められてそこからアマチュアで戦われるわけですが、当時からKOで勝つことが多かったんですか?
山口「いや、アマチュアでは今のように、勝つときはKO勝ちで、負けるときもKO負けでって感じではなかったです。アマチュア時代から相手を倒してやろうって気持ちは強かったんですけど、グローブもでっかいし、ヘッドギアもあるので判定になることが多かったですね。」
ただ相手を倒したいだけ
-プロになろうと意識しだしたのはいつ頃から?
山口「高校の頃からですね。魔裟斗選手なんかの試合をテレビで見ていて、プロになりたなったんやと思います。その頃はキックボクシングしかやってなかったし、今もですけど、キックボクシングよりやりたいってこともなかったですし。痛いことも嫌いやし、しんどいことも嫌いなんで。」
-最後のコメントの意味がわからないんですが・・・キックボクシングは痛いし、しんどいと思います(笑)。
山口「それやのにこれをやってるっていう(笑)。キックボクシングに関しては、昔から痛いけど痛くない。しんどくてもしんどくないんですよ。これでいかなあかんって思ってるので、不思議とそう思えるんですよね。だから続いてるんちゃいますか。」
-突然いい話になりましたね(笑)。山口選手といえばプロではKO決着というイメージなんですが、KO決着にはこだわりがあるんですか?
「こだわりはないですね。ただ倒したい気持ちが強いだけで。打ち合いは好きですけどね。離れてぺちぺち技術で戦うのが苦手なんですよ。それに打ち合いは盛り上がるし。僕の試合が面白いって言って貰えるのは嬉しいし、お金を払って見にきてくれるお客さんにつまらん試合を見せるのは申し訳ない。プロなんでお客さんを盛り上げなあかんとはずっと思ってます。」
-倒し屋らしいコメント。
「それに判定決着って疲れるんですよ。KO決着は疲れないじゃないですか。成績でKO勝利の数も増えていきますし、その数字は意識してる。。ここ2年くらいは判定決着になったことがないんですよ。まあ、負けるときは絶対1RでKO負けしてますけど。」
-今回の試合は9連勝中で、山口選手と同じくKO率の高い不可思選手との試合となります。
山口「不可思選手とは前から絶対やるだろなって思ってました。KNOCK OUTから声がかかるとしたら、不可思選手とだろなって思ってたら、ホントに話がすぐ来てびっくりしました。」
-不可思選手のことはかなり意識されてたんですね。ということはすでに対策もばっちり。
山口「まだ深くは考えてないんです。不可思選手はパンチを当てるのがうまい印象があるんですが、パンチを貰ってダウンすることがあるじゃないですか。だから自分のパンチも当たるだろうなって。まあ、これから研究ですわ。」
-会見でも大阪から東京まで来て頂いてますが、山口選手は大阪在住ながら、東京での試合が続きます。
山口「移動は何回やっても大変です。ただ僕は大阪からアウェーの東京に遠征してきて勝つっていうのが好きなんですよ。もう何回もやっていますし、地元でやるよりも東京でやるほうが寧ろやりやすいです。」
髪型はアイデンティティー
-最後に山口選手は個性的な髪型をされていることでも知られています。髪型にはこだわられている?
山口「いつも自分が好きな髪型で試合をしてます。この前の試合では金髪のアフロでした。リング上で目立ちたいし、普通の髪型では試合出来ないっすね。変な髪型ばっかりしてるので、女の子には全くもてないんですけど(笑)。」
-今もなかなかインパクトのある髪型をされていますが、2月の試合もこの髪型で出てくるんでしょうか?
山口「おそらく変えて出てきます。因みに今の髪型のテーマは紫です。派手な色してますが、とにかく周りにおらん髪型をしたいんですよね。人とかぶりたくない。髪型は僕のアイデンティティーなんで。」
-2月のいかす髪型にも大いに期待ですね。
山口「そういうことにしといてください。そう言われるとちょっとプレッシャーにもなるんですけど・・・まあ、ばちばちの試合の他に、髪型にも期待しといてください!」
一撃で試合を決める、破壊力抜群の倒し屋対決!”クレイジーピエロ”山口裕人vs”WONDER BIRD”不可思の行われる、2.12「KNOCK OUT vol.1」のチケットは、各種プレイガイドにて好評発売中です!迫力の戦いをぜひ会場でご覧ください!
大会名 「KNOCK OUT vol.1」
日時 2017年2月12日(日)
開場16:00 開始17:00
会場 大田区総合体育館
イベント概要
https://knockout.co.jp/event/knock-out-vol-1/