インタビュー

森井洋介「今年初のKNOCK OUTでメインなのでしっかりした試合をしないといけない」2.11『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』

2019年2月11日(月祝)大田区総合体育館で開催される『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』にて、アジアトーナメント決勝進出を懸けてチャンヒョン・リー選手と対戦する“Mr.KNOCK OUT”森井洋介選手の試合前インタビューを公開します!

――先ほど激しいサンドバック打ちをやられていましたが、もう息が元の状態に戻ってますね。試合中でもインターバル中に息は戻りますか?

森井「そうですね。以前の藤原ジム時代からの伝統的な練習方法で鍛えられてきたのでもう慣れてます(笑)。試合では4R終わった後、身体はきついですけどインターバル中で呼吸は普通に戻ります。ちなみにジムでは30秒インターバルなんです。」

――伝統的な練習メニューの1つである、独りで黙々とサンドバック打ちをやられている時はどういうことを考えているのでしょう。

森井「自分をひたすら追い込むことと、相手のことを考えて自分がどういう動きをするかを考えています。」

――独りで追い込む練習が苦手という選手もいますよね。

森井「僕のジムでは独りで考えてやらないと強くなれません。入門して1から教えてくれますが、5~6あたりになると教えてくれませんからね。この練習をこなしている選手しか上にはいけませんし、こなしている選手はやはり結果を残しています。」

――前戦となった昨年12月のマサ佐藤戦を振り返ってもらいたいのですが、4RにローキックでKO勝ちでした。

森井「試合自体は作戦通りで無事に倒せて安心しましたが、欲をいえばパンチでダウンを取ってもう1~2Rは早く倒せたかなとは思いますね。ただ相手も我慢強い選手ですし、何か技を隠している感じがしたので4Rまで行ってしまいました。」

――早く倒せたというのは、始まってすぐに実力差を感じたりもしたのでしょうか。

森井「実力差というか、1Rにローキックとボディブローは効くと思ったのであとは打たせないで自分が狙っているところをどんどん打っていくだけだと思っていましたが、気を抜くとやられるとは感じました。」

――“Mr.KNOCK OUT”だけに早めにKO決着も狙いました?

森井「それもありましたね。判定決着までいったら小林(聡)さんからどうされていだんだろうと怖かったです(笑)」

――判定決着までいって小林さんからお叱りを受けたことはあるんですか?

森井「KNOCK OUTで村田(裕俊)選手と引き分けた時(2017年2月12日)はめちゃくちゃ怒られました。終わってから塩対応なんです。あの時は試合が決まるまでの間、週に何回か小林さんの仕事のお手伝いをしていて、普通は試合後1週間ぐらい休むのですが、めちゃくちゃ足が痛いのに村田戦が終わってすぐに仕事を入れられました。足を引きずりながら仕事をしてましたね。」

――小林さんの機嫌が良くなるのは時間の経過を待つのみ?

森井「仕事をやることが罰だったのか、その後は普通になりました。」

――他の試合でも厳しい対応をされたことはありますか?

森井「その試合以外はないですけど、NO KICK NO LIFEで町田(光)選手とやった時(2016年3月12日)に動きが悪かったら、インターバルで初めてビンタをやられました。『何やってんだ!? おめぇ!』と言われてガチのビンタをやられてめちゃくちゃ痛かったです。そこから盛り返して4Rに向こうの脛が切れたことでTKO勝ちすることが出来ました。」

――KO勝ちすると小林さんの機嫌はいいですか?

森井「当然の結果だと思われているので何も言われませんが、喜んでくれているとは思います。」

――前回、森井選手はアジアトーナメント参戦の途中のワンマッチ出場でしたが、次のチャンヒョン・リー戦に向けて試したものはあったのでしょうか。

森井「試したものはなかったのですが、周りになめられちゃうので手こずってはダメというのは意識してました。」

――1回戦でのチャンヒョン選手についてはどのような印象がありますか?

森井「試合映像を見ました。町田選手のガードの甘さからヒジが入ったんでしょうけど、初のヒジありルールに挑んでヒジで斬って勝つなんて運を持ってますよね。2月の時までには更にうまくなっていると思うので、そこを意識してやっています。」

――チャンヒョン選手は裕樹選手、野辺広大選手など日本のトップファイターを倒してます。

森井「もちろん実力は評価してますが、決勝戦に行くためには絶対に倒さないといけない相手です。試合内容は噛み合うものになるでしょうね。バチバチ打ち合う試合をしたくはないので、しっかりと避けて打っていくスリリングなものになりそうです。」

――小林さんからはどういうアドバイスを?

森井「あまり小林さんは言わないんですよ。練習の仕方を見ると、ああこういう感じで行けばいいのかなというのは掴んできました。」

――反対ブロックでは過去に対戦しているヨードレックペット選手と、一回戦で重森陽太選手をKOしたボルドバートル・アルタンドルグーン選手が対戦します。

森井「ヨードレックペットが勝ち上がってきてくれないと、俺のリベンジストーリー的におかしな話になります(笑)。あのボルドバートルの大振りのフックはヨードレックペットには当たらないんじゃないですか。」

――うまく勝ち上がって決勝戦でヨードレックペット選手と戦って、勝つイメージはすでに出来上がっているのでしょうか?

森井「今はまだそこまで見据えていなく、まだチャンヒョンにどう勝つかということしか考えていません。結構先を見ていると落としてしまうタイプなので、一つ一つこなしていくだけです。」

――全試合順も発表され、メインイベントに抜擢されました。

森井「今年初のKNOCK OUTでメインなのでしっかりした試合をしないといけないなと思い、気持ちは引き締まります。」

――去年は4戦してヨードレックペット選手にKO負けした以外は、3試合全てKO勝ちでした。ご自身にとってどういう1年になりました?

森井「どん底に落ちてからの這い上がり途中ですね。今年はそれを登り切る1年にしたいです。内容も昨年以上のものを見せていきたいと思います。」

――ちなみに同階級の髙橋一眞選手、町田光選手が森井選手の首を狙っています。リベンジを狙いたいと言われるのは面白くないですか?

森井「そう言われるのはしょうがないこと。でも、一回他の選手に勝ってすぐに俺に来るというのは違うのかなと。トーナメントとかをやってくれたら燃えるものがありますし、全然順序を踏んで上がってきてくれれば俺はやります。」

――1月16日のROAD TO KNOCK OUT vol.3では、小林さんがエキシビジョンマッチに登場し、セコンドに付いた森井選手にビンタをする場面がありました。小林さんが試合後のインタビューで「森井は俺にビンタできないから逆にやって下さいと言われた」と言ってました。

森井「大会当日、小野寺プロデューサーが来て試合のギリギリまで(森井のビンタを受けてくれと)交渉してるんですよ。俺はやれないので、小林さんには『叩こうとするのでそれを防いで逆にカウンターで返してください』とお願いしたんです。もうネタバレじゃないですか(笑)。あの時の演技力がばれてしまいますね。」

――引退後は小林さんと同じく役者になるしかないですね。

森井「いやいや。以前にKNOCK OUTのメンバーで出演した戦国シミュレーションゲーム『しろくろジョーカー』のCM(https://youtu.be/10rVvwO2IAY)を見てもらえればわかりますが、演技は絶対に無理です。」

――エキシビジョンマッチでの小林さんの実際の動きを見てどうでした?

森井「凄く疲れているなと思いました。その数日前の野良犬祭でプロレスをやってスーパータイガーのバックスピンキックを首で受けたことで首を負傷していたんです。でも、エキシビジョンマッチを見て感動しました。」

――藤原ジムの伝統的な練習を受け継いでいるだけに、小林さんの動きを見て自分の動きと似ていると思うことはないですか? 対戦した石井宏樹さんが森井選手の影を感じたと言われてました。

森井「嬉しいですね。でも、自分でそうは思いませんが、藤原先生と小林さんの動きに似ていると言われたことはありますが、全然まだまだだと思います。小林さんには独特な反応の動きがありますよね。」

――ちなみに同大会で行われた「KNOCK OUTアワード2018」授賞式では、森井選手は小林愛三選手、町田光選手と並んで優秀賞でした。

森井「MVPは石井(一成)選手とは思ってましたが、俺は町田選手と同じか……とショックでした。そこはKNOCK OUTらしく、KNOCK OUT関係者の方には情ではなく結果をきっちり重視して選考して欲しかったですね。何で俺はヨードレックペットとやったかというと、別に俺じゃなく世界最強のやつがKNOCK OUTのベルトを持っていればいいと思ってタイトルマッチもやったんです。獲られてしまいましたが、一応世界一には一度なっているのでそれを評価して欲しかったですね。きっちり評価してもらえるように今年は頑張りたいと思います。」

 

KNOCK OUT 2019 WINTER 「THE ANSWER IS IN THE RING」

◆日 時
2019年2月11日(月祝) 開場 15:00 開始 16:30
◆会 場
大田区総合体育館
◆アクセス
〒144-0031 東京都大田区東鎌田1-11-1 TEL:03-5480-6688
京急線、梅屋敷駅徒歩5分 京急蒲田駅徒歩7分 JR線・東急線、蒲田駅徒歩15分
http://www.ota.esforta.jp/
◆主 催
株式会社キックスロード
◆協 力
ぴあ株式会社 株式会社 RIKIX 株式会社ブシロード
◆協 賛
ダイヤモンドブログ AINEXX
◆入場料金(消費税込み)
アリーナS 17,500円 ※完売
アリーナA 10,500円 ※完売
・アリーナB 7,500円
・1FスタンドA 6,500円
・2FスタンドB 5,500円
・2FスタンドC 3,500円
※当日券は各500円アップ

◆チケット発売所
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:841350)
http://pia.jp/
・ダイヤモンドチケット https://diamond-ticket.com/
・RIKIX 03-3718-2353