インタビュー

小野寺Pが今大会の統括を激白!「アジアとはうたっていますが、事実上のライト級世界一が決まる決勝戦です」

2月11日(月祝)大田区総合体育館にて開催された『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』。

小野寺力プロデューサーの今大会の統括と今後の試合についてのコメントが届きました!

――大会総括をお願いします。

小野寺「前半戦はKOが続き、途中には判定の試合もありましたが、メインイベントでしっかり締まりいい大会だったと思います。まず第1試合のタネ選手は(大﨑孔稀に)ダウンを取られながらも逆転勝ちして会場を盛り上げてくれました。ベストバウトは間違いなく第1試合です。
不可思選手は、世界№1と言ってもいいチャド・コリンズにローを効かせていて、ダウンを取られなかったら勝っていた内容でした。改めて世界トップとやりあえる実力があることを見せられたと思います。
ボルドバートルはあの一発で“世界最高峰王者”ヨードレックペットに一泡吹かせるんじゃないかと期待していたのですが、ヨードレックペットは盤石の強さを見せていました。あのミドルを食らいながらも最後まで耐えていたボルドバートルの身体の強さはさすがだったと思いましたし、キャラクター性もあるので今後面白い選手になると思います。ヨードレックペットが相手なのでああいう結果になりましたが、対戦相手はやり辛いでしょうしそう簡単に勝てる選手ではありません。
もう一つの準決勝戦(チャンヒョン・リーvs森井洋介)は手が合うとは思っていましたが、まさかこんなに早く決着が付くとは思っていませんでした。チャンヒョンは強かったです。運営側としては4月の決勝戦で森井君のリベンジマッチを期待していたのですが、KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメントと謳っていたので外国人同士の決勝戦も予想されていました。KNOCK OUTのチャンピオンとRISEのチャンピオンの対戦となり、楽しみです」

――4月大会の見所を教えて下さい。

小野寺「去年から進めてきたライト級アジアトーナメントも盛り上がってますが、今はスーパーライト級には凄くいい選手が揃っています。1月の渋谷大会で勝ち上がってきた選手たちが切磋琢磨して、打倒・不可思選手を目指していく道もあります。町田光君、ヨードレックペットと対戦経験のある岩城悠介君など、チャンピオンクラスのちょっと下の選手たちの活躍がメイン級の選手に成長していく過程が見られるんじゃないかと思います。小林愛三選手はイリアーナ・ヴァレンティーノ選手との再戦が決まりました。イリアーナ選手はWBCムエタイのチャンピオンということもあり、ヒジありルールでの試合を受けてくれました。愛三選手の持ち味が十分に発揮される、見応えある試合になるでしょう。」

――アジアトーナメント決勝戦の予想をお願いします。

小野寺「ヨードレックペットは涼しい顔でありながら判定でも勝てますし倒すこともできる選手です。チャンヒョン・リーのパンチが入ればヨードレックペットが倒れることもあると思いますし、ヨードレックペットは一撃で倒せる左ストレートと左ヒジを持っているのでスリリングで一瞬も目が離せない決勝戦になると思います。アジアとはうたっていますが、事実上のライト級世界一が決まる決勝戦です。」

――チャド・コリンズは今後どのように使いたいですか?

小野寺「同階級には海人君、秀樹君など素晴らしい選手が多いのでそういう選手との絡みだったり、もしこの階級でトーナメントが組めるのであれば、ぜひ対戦も実現させたいと思います。」

――大﨑一貴選手に勝利したチョークディー・PKセンチャイジム選手が今後、KNOCK OUTチャンピオンの石井一成選手とやる可能性はありますか?

小野寺「今後チョークディーはバンタム級以下で試合をするのは難しいとのことでした。バンタム級かスーパーバンタム級でやりたいというので、個人的な考えですが江幡兄弟とやったら面白いと思います。フライ級でもやれる大﨑選手は今回バンタム級でやってくれました。チョークディーはタイで元々首相撲をやらない選手なのですが、1Rの大﨑選手のバックスピンキックが効いたことで離れて戦うのは危険だという判断で首相撲勝負に切り替えたようです。タイのトップ選手にそう思わせた大﨑選手には今後チャンスもあると思います。今日は大﨑兄弟負けてしまいましたが、まだまだ若いので今後要注目の選手。期待して下さい。」

――アジアトーナメント決勝戦では、ヨードレックペットのKNOCK OUT王座を懸けてやりますか?

小野寺「それは今後考えていきたいと思います。」

――3位決定戦をやる予定はありますか?

小野寺「決定戦はやりませんが、そういうカードを組みたいですね。ライト級には重森君、髙橋君、リスタートを切る森井君、今回欠場になりました前口君、勝次君、岩城君、町田君と面白いメンバーが揃っています。」

――今回集客に苦戦したかと思いますが、どのように思いますか。

小野寺「そこは色々と精査して、反省点は今後に活かしたいと思います。」