インタビュー

小笠原瑛作「馬鹿正直に行かないこと、裏の裏をかけること。」11.1『 KNOCK OUT 2019 BREAKING DAWN 』第7試合「小笠原瑛作vsサオエーク・シットシェフブンタム」

11月1日(金)後楽園ホールにて開催されます『 KNOCK OUT 2019 BREAKING DAWN 』第7試合で、サオエーク・シットシェフブンタム選手と対戦する、小笠原瑛作選手のインタビューを公開いたします。

――8月のKING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント決勝戦では江幡塁選手に判定負けし、今回再起戦が決まりました。心境はいかがですか。

「トーナメントではベルトが獲れず、凄く落ち込んだのですが、自分の中で気持ちを切り替えて今は11月1日に向けて完全復活するために仕上げている段階です」

――トーナメントを振り返ってただきたいと思います。初戦のミケール・フェルナンデス戦はどうでした?

「新しい動きを作って試そうと思ったら、それがうまくはまらず、ギリギリ勝つことができました」

――倒せそうで倒せなかったことで焦りはありました?

「そうですね。トーナメントなので早く倒せれば楽に次に進めるということもあり、心の余裕がなくなり空回りして結果的に倒せなくなりました」

――決勝戦の江幡塁選手との試合はどうでしたか。

「トーナメント初経験ということもあり、自分の中で初戦がうまくいかなかったので作戦を変えたのですが、江幡選手の強さに押し切られてしまいました」

――江幡選手とは昨年6月に対戦して約1年ぶりの再戦でしたが、その時の江幡選手とはどう違いました?

「やはり新日本キックボクシング協会の看板を背負っているだけに気持ちの強さを感じただけでなく、蹴りの威力が凄くあり、単純に僕よりも江幡選手の方が強かったと思います」

――一回戦でのダメージはどのくらいあったのでしょう。

「3Rにフェルナンデスに首相撲でこかされて反則のヒザ蹴りを鼻に入れられたことで鼻血が出てしまい、呼吸しづらい状態でした。ですが、一回戦のダメージは決勝戦ではそんなに影響はありません」

――優勝候補として期待されていた分、プレッシャーはありました?

「僕が絶対にベルトを獲ってKNOCK OUTを引っ張っていく覚悟でしたが、ベルトを獲ることはできませんでした。ああいう結果に終わったことで応援してくれたお客さんが一番悲しんでいるでしょうし、自分も気持ちが落ちた部分はありました。かといってこれからもKNOCK OUTを背負っていくという気持ちはまだありますし、チャンスはなくなったわけではないので、次に向けて完全復活するだけです」

――トーナメント後、どのくらい休まれて練習を再開したのでしょうか。

「その試合の5日後、映画の撮影のためカザフスタンに行って走ったり、筋トレ、シャドーはしていたのですが、ミット打ちなどのキックの練習自体は1カ月以上はやっていないのでキック人生でこんなに休んだのは初めてでしたね。トーナメントでのダメージで動けるまでに時間がかかったところもあったので、逆に良かったのかもしれません」

――ちなみにどういう映画なのでしょう。

「カザフスタンと日本の国交30周年記念映画になります。第2次世界大戦後に旧ソ連であったカザフスタンに抑留され生き延びた、現在もカザフスタンで暮らしている阿彦哲郎さんの半生を描いたものになります。阿彦さんは当時、体重が50kgありながらも25kgに減る過酷な労働環境の中で生きられていて、そういう意味で減量できる役者が欲しいとのことで僕は阿彦さん役で主演をやらせていただきました。2021年に公開予定です。キックボクサーならではシーンはないのですが、僕は実際に骨折していた箇所があったので拷問されるシーンではリアルな演技ができたと思います。まだ名前は出せませんが、現在の阿彦さん役に関しては、大物の俳優さんにお願いすることになっています」

――長期休養明けに今回の試合が決まり、不安はありませんでした?

「カザフスタンにいる時に、山口(元気)会長から今回の試合のお話をいただいて、来年にするか?という話もいただいたのですが、今回きっちり勝たないとスッキリしないという気持ちもありました。休んでいる間にダメージも抜けたので会長にぜひ11月にやらせて下さいとお願いして決まりました」

――今回の相手は元ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者サオエーク・シットシェフブンタムに決定しましたが、再起戦としてはかなり難しい相手が用意されました。

「復活をアピールするためにもっと楽な相手が用意されてもよかったとは思いますが、僕は格闘家なので常に挑戦し続けたいんです。強い相手に勝ってこそ復活したいという想いがあるので、逆にこういう強い相手を用意していただいたことでモチベーションは上がっています」

――相手の映像などは見ました?

「テクニックがありながら、組んでも強い印象があります。向こうも僕の試合映像を見て、僕のローキックなど凄く警戒してくると思うので、馬鹿正直にローキックを入れても相手は頭を使ってくるでしょう。その裏の裏をかいてフィニッシュする戦いを見せたいと思います」

――サオエークの双子の弟、 サオトーは現役ラジャダムナン王者で、10月20日の新日本キックで江幡塁の兄、江幡睦の挑戦を退けました。そこで江幡選手と比較される部分もあると思いますが、意識はしてますか?

「絶対に自分の方がいい勝ち方をしたいと思うので、そういう意味でもいいモチベーションになっています」

――タイ人といえば、17年6月のKNOCK OUTで小笠原選手はムエタイ強豪のワンチャローン選手に5RTKO勝ちする大金星を上げていますが、タイ人に対して得意な意識はありますか?

「僕はタイ人と対戦して7戦無敗であり苦手意識はありませんが、今回の相手に関しては今までとは違う強さがあると思うので、そういう意味では気を抜かずに最高の状態に仕上げて11月1日のメインを締めたいと思います」

――今回の試合に向けて練習で意識していることはありますか?

「馬鹿正直に行かないこと、裏の裏をかけること。自分のスピード、パワーに関しては他の選手には負けないと思うので、いい意味でずる賢さが出せるような試合運びをしたいです」

――今回の一戦をクリアーして、すぐにでも江幡選手に挑戦したいですか?

「KNOCK OUTのベルト獲得、そしてリベンジの意味でもぜひ再戦したいです。間に数戦挟まずすぐに再戦したいのですが、江幡選手は受けてくれないと思うので、そこに向けてのリベンジロードで勝ち進むだけです」

 

KNOCK OUT 2019 BREAKING DAWN

◆日 時
2019年11月1日(金) 開場 17:00 開始 17:30
◆会 場
後楽園ホール
◆アクセス
〒112‐0004 東京都文京区後楽1−3−61 TEL:03-5800-9999
JR総武線・都営地下鉄三田線「水道橋駅」、
地下鉄丸ノ内線・南北線「後楽園駅」から徒歩4分

https://www.tokyo-dome.co.jp/hall/

◆主 催
株式会社キックスロード
◆協 力
ぴあ株式会社 株式会社Def Fellow 株式会社ブシロード

◆入場料金(消費税込み)
・柵内VIP(アフターパーティー付き)   ¥40,000(当日¥40,500)
・SRS           ¥15,000(当日¥15,500)
・RS             ¥10,000(当日¥10,500)
・S             ¥ 8,000(当日¥8,500)
・A             ¥ 6,000(当日¥6,500)
・アフターパーティー券   ¥15,000(当日販売なし)
※アフターパーティーは前売り購入者のみ購入可能

◆販売日時
・FC先行発売
2019年9月21日(土)10:00 ~ 2019年9月29日(日)23:59
・一般発売
2019年10月1日(火) 10:00~
◆チケット発売所
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:844-242) https://bit.ly/2APrMIf
ぴあカウンター、セブンイレブン各店
・後楽園ホール5階事務所 03-5800-9999