インタビュー

小川翔「最後はやはり『気持ち』の勝負になると思うので。経験のある僕が有利だと思います。」2.11『 無法島 GRAND PRIX 』第3試合「小川翔vs西岡蓮太」

2月11日(火祝)大田区総合体育館にて開催されます『 無法島 GRAND PRIX 』第3試合で、西岡蓮太選手と対戦する、小川翔選手のインタビューを公開いたします。

小川翔の「鉄人」ぶりには、誰もが驚いた。

 

昨年11月、小川は岡山で開催されたキックボクシング団体「イノベーション」の65㎏トーナメントに参戦した。

ヒジありルールでの1日最大3試合。契約体重は小川が普段戦っているスーパーライト級(63.5㎏)より1.5㎏も重かったが、小川は3試合を戦い抜き、決勝戦で敗れたものの準優勝に輝いた。

トーナメントから3週間後、小川の「無法島GP」出場が発表された。今回も1日最大3試合。過酷すぎるワンデイトーナメントを3ヶ月弱のインターバルで戦うのは異例中の異例だ。

だが、当の小川は事も無げに「無法島GPに出たいと思っていました」という。

 

「岡山トーナメントの前に、たまたま『無法島GP開催』のニュースを見て『あれ、枠がまだ空いているな』と(笑)。その時は『岡山で優勝して、無法島GPにも出れるなら出たい』と思っていました。以前からKNOCK OUTに出たいと思っていたので、出れるチャンスがあるなら出たかった。ツイッターでそんなつぶやきをして、実際にオファーが来た時はびっくりしましたけど(笑)。大きな怪我もなかったので『出ます』と」

 

岡山のトーナメントでは、1回戦で怪我をしてしまったのが痛かった。

 

「1回戦が韓国のジン・シジュン選手で、普段は上の階級で試合している選手なので体が大きかったです。パンチを貰って、多分、鼻が折れたと思うんです(苦笑)。痛みはありましたけど、準決勝と決勝は僕と同じぐらいの体格の相手だったので、頑張って戦いました。でもプロになって1日3試合は初めてで、経験してみて学んだこともあるので、今回の無法島GPに活かせると思います」

 

小川の頑丈さ、タフさには定評がある。プロで53試合して、ヒジ打ちによる出血のためのTKO負け以外、KO負けが1度もないのだ。

その秘密は「子供の頃からの練習にある」と小川は言う。

 

「子供の頃からずっと練習していますから(笑)。しっかりと身につけた基本があるから、プロでもここまでやれてるのではないかな、と思っています」

 

6歳から空手を始め、小学生の頃から練習量はずば抜けて多かった。

 

「親が厳しかったんです(苦笑)。小学生なら誰でも放課後は友達と遊びたいじゃないですか。僕は学校から帰ると、腹筋・背筋・スクワットを100回ずつやって、走りに行って、それから空手道場に行って練習です。それが毎日なので、放課後に友達と遊んだことはほとんどなかったですね。友達と遊べるのは週末だけで、その週末も大会があると遊べなかったです(苦笑)」

 

道場でも、徹底して鍛えられた。

 

「小学4,5年生になると、体重が70㎏ぐらいある大人と普通にスパーリングをして、負けていなかったですね。腹を鍛えるトレーニングでは、昔ながらのやり方ですけど腹の上で大人に足踏みして貰って。そうやって鍛えて、体も強くなりましたけど、何よりも『我慢強さ』と『気持ちの強さ』が身についたと思います。試合をしてて、自分で『打たれ強くなったな』と感じるようにもなりました」

 

現在、普段は正社員として工場で勤務し、仕事を終えるとジムで練習をする生活を続けている。

 

「高校を卒業して、最初は違う会社に入ったんですけど『格闘技に集中できないな』と思って。今の会社に移って、もう6,7年になります。プロ初のREBELSのタイトル(REBELS-MUAYTHAIライト級王座)を獲った時から『次は世界のベルトを獲る』と決めていて、それは今も変わらないです。将来は自分でジムを開いて教えることもしたいので、どんどん大きな舞台に出て活躍したいです」

 

そのためにも、今回の「無法島GP」で優勝して実力を示し、知名度を上げたい。

 

「出場すると決まってから、反響が大きいです。友達とか、僕の姉ちゃんもそうなんですけど『自殺島』(累計330万部を越える大ヒットサバイバルコミック。『無法島』はその前日譚)から読んでいる人も多くて『すごいね』と言われます」

 

トーナメント1回戦の相手は二十歳のシュートボクシング王者、西岡蓮太。小川はすでに「西岡攻略」とその後の2試合を勝ち抜くイメージもできている。

 

「西岡選手はガツガツと来るタイプなので、そんなに付き合わず、ただ自分もアグレッシブにいけたら、という感じです。1日3試合を勝ち抜くイメージも、岡山でのトーナメントの経験があるので『こういう感じだろう』というのは分かっています。もちろんKOは狙っていきますけど、僕はあまりKOがないので(笑)。特別なパワーとか1発で倒す力はないですけど、戦いの中でいろんなテクニックを使っていくので、そこに注目してほしいです。細かいテクニックで、キックボクシングをやっている人じゃないとなかなか分かりにくいところですけど。1日3試合を勝ち抜く自信はありますね。フィジカルの強さも他の選手に負けていないと思いますし、最後はやはり『気持ち』の勝負になると思うので。経験のある僕が有利だと思います。無法島GPには各団体のチャンピオンが揃ってますけど、優勝して『名古屋にいても出来るぞ』ということもアピールしたいです。ぜひ応援してください」

 

<文・撮影 茂田浩司>

 

小川翔(おがわ・しょう)

1993年6月10日、愛知県日進市出身。26歳。

6歳から空手を始め、小中学生で本場タイのリングに上がる。2009年、15歳でプロデビュー。2012年、K-1甲子園優勝。2014年、REBELSで初タイトル獲得(REBELS-MUAYTHAIライト級王座)。プロ戦績:53戦31勝(8KO)19敗3分。身長172㎝。

 

 

テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1

 

◆日 時
2020年2月11日(火・祝) 開場 13:00 / 開始 13:15
◆会 場
大田区総合体育館
◆アクセス
〒144-0031 東京都大田区東蒲田1−11−1 TEL:03-5480-6688
京急線、梅屋敷駅徒歩5分 京急蒲田駅徒歩7分 JR線・東急線、蒲田駅徒歩15分
http://www.ota.esforta.jp/

◆主 催
株式会社ブシロードファイト
◆特別協賛
株式会社テレ・マーカー
◆協 賛
無法島 「©森恒二 / 白泉社」 株式会社H・Tハウジング
◆協 力
ぴあ株式会社 株式会社Def Fellow 株式会社ブシロード

◆入場料金 (消費税込み)
・柵内VIP           50,000円(当日51,000円) 完売
・アリーナS          15,000円(当日16,000円) 完売
・アリーナA          10,000円(当日11,000円)  完売
・1FスタンドA          9,000円(当日10,000円)
・2FスタンドB            7,000円(当日8,000円)
・2FスタンドC            5,000円(当日6,000円) 完売

◆販売日時
一般発売
2019年12月7日(土)10:00~2020年2月9日(日)23:59
◆チケット発売所
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:844-919)
https://bit.ly/2Pr6IyP
ぴあカウンター、セブンイレブン各店