9月8日(土)に『KNOCK OUT 2018 OSAKA 2nd』がエディオンアリーナ大阪 第2競技場で開催されました。
2回目となった大阪大会でも激戦続きとなった今大会全7試合の試合結果を掲載します。
第1試合 “流浪の狂華”栗秋祥梧 vs “岡山名物”翔貴
3R判定 0-1(28-30,29-29,29-29)
手数を出して攻めた翔貴が優勢と思われたが、最終ラウンド残りわずかのところで栗秋がアッパーと左フックでラッシュを仕掛け、翔貴を防戦一方にさせる。ジャッジ1名が翔貴を支持するも、2名がドローで痛み分けに終わった。
第2試合 “渋谷小町”小林愛三 vs “ミス・ガルーダ”喜多村美紀
勝者:小林愛三
3R判定 3-0(30-28,30-28,30-27)
序盤から小林は積極的にパンチからの左右ロー、右ミドルを放ち、組み付くと肘打ち。喜多村は左右フックで反撃。最終ラウンド、両者は蹴り合いを見せ、喜多村がパンチとヒジで前へ出る。小林はハイとローで応戦し、右ヒジをヒット。喜多村は最後までパンチを出し、小林は蹴り続けて試合終了。小林の判定勝ちで再戦を制した。
第3試合 “マッドピエロ”山口侑馬 vs “ワイルド貴公子”杉本卓也
勝者:山口侑馬
4RTKO 1分39秒
※山口の連打でレフェリーストップ
2Rで両者足を止め打ち合う中、山口の右フックからの左フックで杉本がダウン。杉本は立ち上がると強気に再び打ち合う。4R、山口が右ストレートで前へ出ると杉本も強打で応戦。杉本の右ストレートをもらった山口だったが、山口の左フックが2度ヒットして杉本がダウン。一気に襲い掛かる山口の連打で杉本はめった打ちとなり、レフェリーがストップした。
第4試合 “狂暴三兄弟・次男”髙橋亮 vs “蹴り唄い”瀧澤博人
勝者:髙橋亮
5R判定 3-0(49-47,49-47,49-47)
3R残り10秒のところで瀧澤の左ハイがクリーンヒット。大きなダメージを負った髙橋だったが、4Rに左ストレートをヒットさせ、左ローで瀧澤のバランスを大きく崩す。攻撃を上中下へ上手く攻撃を散らし、瀧澤の右ミドルに左スレートを合わせ、終盤には左ストレートで瀧澤を吹っ飛ばす。終始アグレッシブに多彩な攻撃で攻め続けた高橋が判定勝ちを収めた。
第5試合 “クレイジーピエロ”山口裕人 vs “やんばる将軍”マサ佐藤
勝者:山口裕人
3RTKO 1分24秒
※山口の肘によるカットでレフェリーストップ
積極的に前へ出て左右フック、左右ボディブローを繰り出す山口に対し、マサはしつこく右ローを蹴りつつジャブでけん制。3Rに入ると山口はパンチの手数を増やして前へ出る。佐藤が組んでくると右の縦ヒジを叩きつけてカットに成功。再開後、左右フックで前に出る佐藤だったが、流血がひどくなりレフェリーが試合をストップした。
第6試合 “プロフェッショナルシスト”健太 vs “破壊獣”タップロン・ハーデスワークアウト
5R判定 0-1(47-48,47-47,48-48)
3R、健太が右ローを出したところでタップロンに右ストレートを合わせられてスリップ気味のダウンを奪われるも、4Rに前へ出て右ストレートを打ち込んでいき、コーナーへ詰めての右ストレートでダウンを奪い返す。パンチで応戦するタップロンへ健太が右フック、左ボディブローと攻勢を仕掛けるも倒しきれず。ダウンを奪い合った接戦はジャッジ1名がタップロンを支持したが痛み分けのドローとなった。
メインイベント “鉄腕燃焼中”駿太 vs “三兄弟の秘密兵器”髙橋聖人
勝者:駿太
5R判定 3-0(50-48,50-48,50-48)
序盤、前蹴りとワンツーを多用していく駿太と首相撲からヒザ蹴りを連打する髙橋。最終ラウンドに入ると攻撃が止まらない駿太に高橋は防御を固めてしまう場面も。攻撃が止まらない駿太に対し、高橋の左フックがヒット。駿太はフラフラになりながらも動きを止めずパンチを出して前へ出る。両者フラフラになりながらも攻め合い、判定3-0で駿太が16歳差の王者対決を制した。