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小野寺Pが今大会の統括を激白!「アジアナンバー1が決まりましたが、世界1と言ってもいいぐらいのトーナメント決勝戦だった」

4月29日(月祝)ベルサール高田馬場にて開催された『KNOCK OUT 2019 SPRING「THE FUTURE IS IN THE RING」』。

今大会をもってプロデューサーを退任することが発表された小野寺力プロデューサーの、今大会の統括と退任についてのコメントが届きました!

――大会を振り返っていただきたいと思います。ベストバウトは何でしょうか。

小野寺「メインイベントですね。怪物同士が実力で勝ち上がってきて見応えありました。準決勝で森井選手をあんなに一方的に下したチャンヒョンのパンチを食らってもヨードレックペットはどんどん前に出て行きました。最後まで気の抜けない試合でしたしアジアナンバー1が決まりましたが、世界1と言ってもいいぐらいのトーナメント決勝戦だったと思います。」

――欠場となったタネヨシホ選手の容態はどうでしょうか。

小野寺「昨日病院に行き点滴を打って喋れるぐらいまで回復はしましたが、まだ入院していて、脱水による腎臓の疾患で数日は入院します。とりあえずは回復してくれたことは良かったのですが、対戦相手のこともありますし、カードを楽しみにしていたファンもたくさんいますので、それを擁護することは出来ません。ですが、まだ若くて未来のある素晴らしい素質のある選手なので今後、身体を治して復活してまた活躍して欲しいと思います。石井一成本人も対戦相手に対して当然消化出来ない部分もあり、それは理解出来ますが、“また帰ってきて欲しい”と身体のことを気遣っていました。二人が今後またどこかで会うかもしれないですし、名高君も含めてキック界は明るいと思います。」

――石井選手と名高選手のエキシビションマッチの感想をお願いします。

小野寺「まず、名高選手は漢を見せて“試合をやってもいい”と言ったんです。それはやはり体重の問題、調整期間もあるので(エキビションマッチになりましたが)、それぐらい協力すると言ってくれたので名高選手、中川会長には感謝いたします。エキビションマッチですが盛り上がっていたので、皆さんのお力添えで何とか無事に大会を終えることが出来ました。」

――タネ選手には何かペナルティーは考えてますか?

小野寺「罰金があるのでタネ選手側とお話をして、そのまま石井選手側に回します。」

――イリアーナに勝った小林愛三選手に関してはいかがでしょうか。

小野寺「去年に対戦してそこからの小林選手の伸びしろが全く違いましたし、イリアーナは去年のままだったと感じました。イリアーナは途中から策がなくなり、小林選手が全て技術的、気持ち的にもぐいぐい前に出て圧倒していたと思いました。解説で天心君がRENA選手との対戦を見たいと言ってましたが、SBにはRENA選手、MIO選手といった絶対的なスターがいるのでいずれ夢のカードが実現できればいいですね。小林選手は女子ですが、ちゃんと見せられる技術と気持ちがある素晴らしい選手だと思います。」

――初登場の良星選手に関してはどうでしたか。

小野寺「RISEでずっと見ていて素晴らしい選手だと思っていて、KNOCK OUT初登場でした。あの実力者の宮元選手を相手にダウン寸前に追い込み、圧勝したというのは驚きましたね。キャラクターもいいですし、今後スーパーバンタム級の中心選手になるのではないでしょうか。」

――本日の入場者数は?

小野寺「1,863人です。1,500の座席があるのですが1枚も残っていなく、あとは立ち見になりました。」

小野寺プロデューサーの大会総括後、KNOCK OUTを運営するキックスロードの原田克彦代表より、小野寺氏のプロデューサー退任が発表された。

原田代表は「2016年12月のKNOCK OUT旗揚げから小野寺プロデューサーには多大なるご尽力を頂き、KNOCK OUTを作り上げていただき、今のキック界の盛り上げの先駆けとなる流れを作っていただきました。大変感謝しております。ありがとうございました。今後は新しい体制とコンセプトのもとKNOCK OUTは継続していき、新しいプロ選手の発掘、若手の育成を強化し、KNOCK OUTを頂点としたピラミッドを作ると共に、KNOCK OUTのブランド価値を高めていきたいと思います。次回大会は8月18日(日)東京・大田区総合体育館で『K.O CLIMAX 2019』を開催します。5月20日(月)に記者会見を開き、新体制と大会の詳細を発表します。退任する小野寺力氏、および新体制となるKNOCK OUT、ともに引き続き皆様からのご声援の程、よろしくお願い申し上げます」とあいさつ。

小野寺プロデューサーは「2年ちょっとでしたが、僕なりに精いっぱいやってきました。僕の力量ではここまでかな、というのがあります。でも今までにやってきた中で、これまで閉鎖的だった各団体同士が交わらないというのをNO KICK NO LIFE時代から打ち破って、各団体のチャンピオン同士が交わって戦うコンセプトを自分なりに出来たのかなと思います。今後は体制を変えて、引き続きキックボクシング界に新しい風を突き進んでいただけると信じています。今後ともKNOCK OUT、そしてキックボクシング界をよろしくお願いします」とコメントした。