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KNOCK OUT新体制発表記者会見 全容レポート公開!

KNOCK OUT プロデューサーに、REBELS代表山口元気が就任

5月20日(月)東京・市ヶ谷にあるホテルグランドヒル市ヶ谷にて、KNOCK OUT 新体制発表記者会見が行われ、KNOCK OUTを運営するキックスロードオーナーの木谷高明、代表取締役社長原田克彦、そしてKNOCK OUT山口元気新プロデューサーが出席した。

新体制 KNOCK OUTの理念

会見冒頭で原田克彦は「様々な検討を重ねてきた結果、キックボクシング団体REBELSの山口代表がKNOCK OUTの今後を目指していく姿の実現のためには、適任だという判断の下、KNOCK OUTの新プロデューサー就任をお願いすることとなりました」とあいさつ。これを受けて山口元気プロデューサーは「色んなお話を木谷オーナー、原田代表からお聞きしまして、KNOCK OUTが今後存続するためには色々と難しい問題があるというお話をお聞きし、僕が出来ることがあるのであればと思い、このお話を受けさせていただきました」とプロデューサー就任に至った経緯を説明。

次に原田克彦より新体制KNOCK OUTのコンセプトとして、“選手の育成”、“新たなスター選手の発掘”を軸に展開していくことが発表された。「その実現のためには、数々のトップ選手を育成・輩出してきましたREBELS山口代表が持っていらっしゃる育成ノウハウを活かしていくべきだと考えております。アマチュア大会の拡充、選手育成の強化のために、REBELSからKNOCK OUTの舞台に出場する選手を選出して大きく華開き、スター選手として活躍していくというピラミッドの構築に取り組んでいきたい。もちろんこれまでKNOCK OUTが掲げてきた団体間の枠や垣根を超えた戦いの実現というテーマは継続していきますが、それだけでなく団体の大きなミッションとして選手の育成に取り組んでいきたいと思います」と説明し、今後このプランの実現のためにREBELSと提携していくとした。

木谷高明は「山口代表は選手の育成、発掘が非常に上手だという印象があります。それと共に流れを作るのがうまい。流れを作って選手を有名にし、面白いカードを作っています。選手育成のみならず、マッチメイクの面でも面白い流れをうまく作って、お客さんにわかりやすく、キャラクター、ストーリーに感情移入しやすいような自然なストーリー作りがうまいので、今後期待したいと思います」と山口プロデューサーに期待を込める。

山口プロデューサーは「KNOCK OUTというイベント自体はキックボクシングをやっている選手たち、ファンたちに希望を与えた素晴らしい舞台です。これを継続していくことが僕の役割だと思います。そのためには次から次へと新しく若い選手が生まれてくる組織作りをしないといけないのでアマチュア大会をしっかり運営していきたいと思ってます」と抱負を語った。

アマチュアの育成については、7月のREBELSアマチュア大会以降に、地域の体育館などでKNOCK OUTのアマチュア大会開催を地道に開催していくとし、「ジュニアの方から40~50代まで楽しめるアマチュア大会を作り、その中から才能のある若い子が出てくれれば。アマチュア大会で活躍してレベルスへ出場、チャンピオンとなってKNOCK OUTに出場するという道筋を作っていく。どうしたらKNOCK OUTに出られるかの道筋をしっかりと作っていきたい」という。また、学生キック連盟との提携を調整しており、そこで優秀な選手がKNOCK OUTのリングに上げるプランも考えているとのこと。またそれと同時にトライアウト企画「KNOCK OUT TRYOUT(仮)」の計画も予定。毎週放送しているTOKYO MXの番組を活用し、広くプロ・アマチュア・女子選手のトライアウト参加者を募集し、10月4日の後楽園大会が決勝大会となる予定。

なお、プロ大会に関してはREBELSがと同じく大会開催の1か月前に出場選手による無料公開記者会見、一夜明け明け会見やトークショーを行い、「ファンの方に選手のパーソナリティーを知ってもらい、スト―リーを追いかけていきやすいようにしていきたい」と山口プロデューサー。

木谷高明は「KNOCK OUTを始めて2年半近く経ちますが、キック界の印象としては濃いユーザーはそれなりにいますが、濃いユーザーとライトユーザーの二極化で、中間層のファンがいません。その中間層のファンをしっかり作ることが大事ですし、やる方も観る方も、裾野をもっと広げていかないといけません」とした。

そしてKNOCK OUTオフィシャルサポーターには相羽あいなさん(声優・歌手として活躍中)が就任したことも発表され、相羽あいなさんは「最近キックボクシングに興味を持つ女子が増え、私個人としてもさらに増やしたいと思ってました。大会を盛り上げたいのはもちろん、女子がもっと見やすい大会、そして格闘技をもっと身近なものに感じていただけたら、と思っております。それをしっかりサポート出来るように、頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と意気込みを語った。

2019年 KNOCK OUT×REBELS 大会スケジュール

6月9日   REBELS.61 東京・後楽園ホール
8月10日 REBELS.62 東京・後楽園ホール
8月18日 KO.CLIMAX 2019 東京・大田区総合体育館
10月4日 KNOCK OUT 東京・後楽園ホール
10月6日 REBELS.63 東京・後楽園ホール
11月1日 KNOCK OUT 東京・後楽園ホール

8月18日 K.O CLIMAX 2019の大会概要

原田克彦は「KO.CLIMAXを毎年恒例、キックボクシングの真夏のビッグイベントにしていきたい」と話す。チケット販売スケジュールは6月2日にファンクラブ先行発売開始、6月9日『REBELS.61』後楽園にて会場先行販売、6月10日に一般販売となる。一部選手の応援シートを設置予定し続報はKNOCK OUT公式サイトで公開される。

スーパーバンタム級の1DAYトーナメント開催

なお、大会の目玉カードとして、「MTMプレゼンツ KNOCK OUT初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント」の開催が決定。小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)、江幡塁(伊原道場本部)、レダ・ナライン(オランダ)、6月9日REBELS後楽園大会のKING強介vs大野貴志の勝者の4選手が出場。

レダ・ナラインは1992年の5月27日生まれの27歳でスリナムの民族でオランダ国籍。55~60kg契約で試合をし、通算戦績は62戦57勝5敗の好成績を収めており、UMCなど多くの国内タイトルを保持。9月にヨーロッパのキックボクシング団体『ENFUSION』の世界王座への挑戦が決定しているという。

急遽、木谷高明の提案により、この日の会見場でくじ引きでの組み合わせを行うことに。会見に出席した小笠原と江幡は共に、対戦経験のないナラインとの一回戦での対戦を希望していたが、小笠原がナラインとの対戦が決定した。

KING強介vs大野貴志の勝者と一回戦で対戦する江幡は「対戦相手が決まりました。小笠原選手にはしっちり勝ってもらって、決勝戦で去年の6月にやったような激闘を繰り広げたい」と意気込みを語れば、小笠原も「僕はKNOCK OUTに育ててもらっていますが、まだ恩返しが出来ていません。新生KNOCK OUTの中心になって、令和のKNOCK OUTをたくさんの人に見てもらるような団体にしていきます。今回のトーナメントでは江幡選手へのリベンジマッチだけでなく、初代のスーパーバンタム級のベルトと毎年恒例となるであろうKO.CLIMAXの主役になるチャンスは滅多にないので、江幡選手には決勝まで上がってきて欲しい。僕は優勝しか頭にありません」と江幡へのリベンジ&優勝を宣言した。

これを受けて江幡は「僕とやってから小笠原選手は凄く練習して強くなっていると思います。僕は1DAYトーナメントはキック人生で初なので凄く楽しみ。お互いに一試合を挟むことになりますが、ワンマッチよりも考え抜かれた試合を一回戦からしていかないといけません。もちろん優勝するつもりで臨みます」と試合が待ち遠しい様子。

初となる1DAYトーナメントについて山口プロデューサーは「今までのKNOCK OUTだと8名が4大会にまたがったトーナメントを開催してきましたが、主力選手を出している団体が全くメイン選手を使えなくなってしまいます。有力な選手を提供している団体が疲弊していった現状を目の当たりにしてきました。8人での1DAYトーナメントでは難しいのですが、4人での1DAYトーナメントであれば他団体のスケジュールもやり取りがしやすく、また主宰側としてお返しもしやすい」と説明。

なお、トーナメントについて木谷高明は、「(江幡と小笠原の再戦が注目を集めているが)再戦する前にそれぞれ1人倒さないといけないのは二人とも相当なプレッシャーだと思います。KNOCK OUTという名称にこだわらなくていいので初戦に勝つことだけを考え、決勝戦でKOを目指してほしい」とコメントした。

スペシャルマッチ 日菜太 vs ジョムトーンが決定

山口プロデューサーは「2月のREBELSで日菜太は現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者シップムーンをKOで倒しましたが、今回は同じジムで遥かに格上のジョムトーンとやることになりました。ジョムトーンはクンルンファイトなどの世界的なリングで活躍し、ボクシングでも東洋太平洋スーパーフェザー級王者になっています」と説明。この一戦はヒジなし、3分3R制で行われる。

強豪との対戦が決定した日菜太は「8月のKNOCK OUT参戦が決まりました。まず自分の仕事は6月9日のREBELS後楽園大会で(坂本優起に)しっかりいい勝ち方をして、8月にジョムトーンに勝ちたい。そこで凄い活躍をしたら、来年1月4日と5日の新日本プロレス東京ドーム大会があるので、そこで僕の試合を組んで欲しい。僕が唯一上がっていない舞台は東京ドームです。ぜひドームに向けて気合いを入れていい試合をしていきたいのでよろしくお願いします」と木谷高明にアピール。これを受けて木谷高明は「なかなか難しい要望ですね(苦笑)。その心意気は非常にいいので、もしかしたら風が吹くかもしれません」とした。

日菜太は「僕は残りの選手生活の中で気持ちと身体と相談していく中で試合数は限られています。何試合やれるか正直わかりませんが、新日本プロレスが東京ドームで2DAYSやると聞いて、僕がそこが一番の晴れ舞台になるんじゃないかと勝手に思いました。プロレスファンの前で、世界ナンバー1、2と言われる強豪とやって、これだけキックボクシングは凄いんだぞと思われる試合をすることが今の僕のモチベーション。そこまでたどり着けるように6月、8月と素晴らしい試合をしていきたい」とさらにアピール。続けて「僕はずっとチケット手売りをやってきて、引退するまで辞めたくない。僕がKNOCK OUTに出るときも僕から購入して下さい」とファンには日菜太経由でのチケット購入を勧める。

KNOCK OUTではこれまで選手によるチケット手売りはしない方針だったが、木谷高明は「実は手売りはジム経由で販売するなど、これまでも一部でありました。手売りをしないというよりも、ファイトマネーをチケットで渡すようなことがしたくなかったんです。選手で営業マンをやることが苦痛の方もいると思います。でも日菜太選手ように営業することでペースが作れるのならいいと思います」という。

また、日菜太×ジョムトーンはヒジなしルールとなることについて山口プロデューサーは「今回はヒジなしでやり、あとは選手の状況に応じて考えたい」といい、木谷高明も「こっちにすべきだ、どっちにすべきだとはっきり言えないので柔軟な姿勢で行きたい」と説明。日菜太は「ヒジがあろうがなかろうが、KNOCK OUTという大会なので最後にノックアウトすればいいと思います。2月大会でKO勝ちしたことでノックアウトしなきゃいけないんだと改めて思いました」とヒジ有無関係なくKOするだけだとアピールした。

今後のKNOCK OUT参戦予定選手が会見に登場

会見には新日本キックボクシング協会から江幡睦、勝次、重森陽太、斗吾、リカルド・ブラボの5選手、
REBELSから良太郎、ぱんちゃん璃奈、丹羽圭介、T-98、ムエタイオープンから壱・センチャイジム、シュートボクシングから笠原弘希(会見は欠席)が出席し、KNOCK OUT参戦に向けて意気込みを語った。

江幡睦
「今回KNOCK OUTに新日本が乗り込みます。KNOCK OUTはいいカードを組んでくれます。弟の塁もトーナメントに出場しますし、僕もKNOCK OUTのバンタム級のベルトが欲しいです。僕はラジャダムナンのバンタム級のベルトを取る夢を持っています。このような大きな大会に出て江幡兄弟の名前を世間に広めていきたいと思います」

勝次
「新日本キックを代表して2017年にKNOCK OUT初代ライト級トーナメントに出場しましたが、決勝戦で森井洋介選手に負けてから今は長いトンネルで彷徨っています。僕は常に希望を持って前を向いています。また大きな興行で注目される試合でいい試合をして結果を残して、キックボクシング、KNOCK OUTの発展に協力していきたいと思います。キックボクシング業界としては、50年前の沢村忠さんの時代の盛り上がりを超えられるように、キックボクシング発祥団体の新日本キックの選手たちで頑張ってキック界を盛り上げたいです」

重森陽太
「キック団体が多いことでネガティブに思われがちですが、団体が交わることで急に面白くなると僕は思ってます。色んな団体の強い選手に勝って、新日本キックが強いことをしっかり証明してここにいる選手と一緒にキックを盛り上げたいです。アジアトーナメントでは結果を残すことは出来ませんでしたが、今は何倍も強くなっています。同じようなミスをしないように、今後は結果を残していきます」

斗吾
「KNOCK OUTにまだ上がったことがありませんが、挑戦できるなら皆さんの目に焼きつく、心に残る試合がしたいです。そのために僕はいつでも準備万全でいます」

リカルド・ブラボ
「(全て日本語で)まだKNOCK OUTに上がってないですけど、これからウェルター級の強い選手とやりたいです。応援よろしくお願いします」

良太郎
「現在REBELSのチャンピオンです。新生KNOCK OUTの怖モテ枠は僕が似合うので選手、キャラクターとしてもしっかり頑張ります。僕はジムのトレーナー兼代表兼選手で、日本ではここまでやっている人はいないと思います。僕が活躍することで僕の教え子たちをこの大きな舞台に連れて行けるように頑張ります。(KNOCK OUTで戦いたい相手は?)最高のパフォーマンスをすればいいと思っているので、言われた相手とやるだけです」

ぱんちゃん璃奈
「今回、新体制のKNOCK OUTに出られて嬉しいです。これからREBELS、KNOCK OUTともに女子の若い選手、強い選手がいっぱい出てくると思いますが、その中でも最初に上がる女子選手として負けないよう、“REBELS、KNOCK OUT=ぱんちゃん”と言ってもらえるように自分が引っ張って行きたいと思います。(KNOCK OUTで戦いたい相手は?)まだプロ2戦なので選べるキャリアではありませんが、ちゃんとやりたい相手は決まっているので全部勝ってから伝えたいと思います」

丹羽圭介
「平成最後の63kgの(レベルスの)チャンピオンになることが出来ました。色んなスペシャリストの方々の力を借りてREBELSのチャンピオンになれたので、次の戦いでもずっと挑戦者でいたいと思います。価値のある挑戦をこれからも続けていきたいです。なんのための僕は戦っているかというと、世の中のネガティブを楽しくするため、ちょっとでも楽しくなる、ヒントになるような戦いをしていきます。(KNOCK OUTで戦いたい相手は?)国内外問わず、自分のチャレンジが出来る選手とやりたいです」

T-98
「いつ出場するか具体的なものは決まっていませんが、試合が決まったら全力で盛り上げます。(KNOCK OUTで戦いたい相手は?)もし70kgで1DAYトーナメントをやってくれたら、僕は体が頑丈なので4人でも8人でもなく16人の1DAYトーナメントでもやりたいです(山口代表は新日本キックなど各団体の70kgで強い選手が揃っているので8人トーナメント開催もありますとのこと)」

壱・センチャイジム
「新制KNOCK OUTのメンバーは豪華すぎて僕の影が薄くなっているのですが、スターになるのは俺という確信があります。(KNOCK OUTで戦いたい相手は?)他のバンタム級チャンピオンみんなに勝って、僕が最強を証明したいです」

最後に木谷高明は「2年半KNOCK OUTをやってきて支えてきていただきありがとうございます。色々とやっていく中で課題も見えてきました。これからセカンドステージが始まります。気分一心、課題を一個ずつ解決するべくやっていきたい。その一つである選手育成に力を入れつつ、お客さんのピラミット構造を作ることが重要です。キックボクシングを知ってもらうためにもっと力を入れていきたいと考えていて、今まで以上にプロモーションに力を入れていきたいと考えてます。これからやりたいこととしては、キック以外にも露出していきたい。面白いキャラがいますし、イケメンもいるので色んな売り出し方がある。KNOCK OUTの使命として世間にどんどん突き刺していきたいと思ってます。8月大会は大成功させたいと思っていて、選手たちの戦いを無駄にしないように頑張りたいと思います」とした。