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KNOCK OUT 初代55.5㎏王者・江幡塁が12.31 RIZIN.20に参戦決定!!過去インタビュー振り返り(前半)

2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催されます『 RIZIN.20 』に、KNOCK OUT 初代55.5㎏王者・江幡塁の参戦が決定いたしました。対戦相手はKNOCK OUT旗揚げ当初より参戦していた那須川天心選手!江幡塁はこの対戦を見据えていた!?過去のインタビューで語った熱い想いを振り返ります。

初代スーパーバンタム級王者、江幡塁スペシャルインタビュー(前半)

チャンピオンが描く那須川天心戦への思いと、新生KNOCK OUTのビジョン

8月18日に東京・大田区総合体育館で開催された『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』にて、KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級初代王座決定ワンデートーナメントで優勝を飾った“伝統の継承者”江幡塁(伊原道場)。試合後には“神童”那須川天心との対戦をアピールし話題になったが、その発言の真意も含め新生KNOCK OUTのトップとして、心に秘めていた熱い思いを語ってもらった。

――改めて前回の大会を振り返ってみていかがですか?

「ワンデートーナメントは初めてだったので、1回戦、2回戦と自分が思ってた通りの試合になると思ったんですけど、1回戦の大野(貴志)選手。僕はいつも5Rを闘っているので、なかなかああいう捨て身のアタックというのを喰らったことがないんですよ。覚悟はしてましたけど展開のスピードは5Rより3Rの方が早いなと感じました。タイ人はああいうことをやって来ないですからね。これまで小笠原(瑛作)選手、宮元(啓介)選手とやってきて(日本人選手の)リズムを掴んで来て、トーナメントでは問題ない試合だったんですけど、2ラウンド目に次のラウンドを考えないような。効いても効かなくてもみたいな。フェイントも引っかからないようなアタックだったので、改めて挑戦者の気迫を感じましたね」

――日本人と闘う面白さを感じましたか?

「はい。それはありました。ああやって全てを賭けて来る思いだったり、普通は組み立てながら試合をするじゃないですか。でも倒した後に『もう行くしかない』という姿も見られたし、そこに対して、思ったのと行動するのは別だと思って。僕もパンチは強いしカウンターも取れるので、そこをこうやって来れたというのは、余程の思いがあったんだろうなって思いました。大野選手がトーナメントの出場権を決めた試合も見させてもらって、2ラウンド目に、大野選手が勝つだろうなと思ったので、そういう目で見てたんですけど、そのときは普通の闘い方というか想定内の動きをしてたので、対策を練ったんですが、当日はそういう闘いではなかったので、僕も想定からちょっとズレたというか…危なかったですよね(苦笑)。でもああいうのがあったから、ワンデートーナメントをワクワク出来たし、もう一度気を引き締めることも出来たので、僕にとって大野選手は好印象でしたし、ああいう気迫というのは勉強にもなりましたね」

――ワンデートーナメントはいかがでした?

「実際やってみてワンデートーナメントに面白みを感じましたね。普通のワンマッチだったら、ああいう試合展開にはならなかったと思うんですよ。“大穴”とか、“逆境から這い上がる”とか、ワンデートーナメントだからこそ生み出せると思うんですよね。来年の『K.O CLIMAX』でもやりたいですね。僕はディフェンディングチャンピオンとしてはもちろん、スーパーバンタムの王者のまま出場して、2連覇したい。KNOCK OUTでは、話題性のあるカードをやっていきたいので、55kgが盛り上がっている中、僕はたくさんの選手と試合がしたいと思っていて、ファンが見たいカードを選手がやりたいからと言って、実現することではないのかもしれない。でも声をあげることで、ファンの皆さんが興味を持ってもらえるじゃないですか。なので、来年はもっと話題性のあるトーナメントにしたいですね。チャンピオンの僕が出て、万が一違う選手が優勝したら、その選手を相手に防衛戦をやったらそれはそれで盛り上がるんじゃないですかね」

――ベルトの価値や来年のトーナメントを盛り上げるいみでも那須川天心というピースは必要ですか?

「必要ですね。先日も幕張メッセ(9.16RISE)で試合を見させていただきまして、天心君のお父さん(弘幸氏)とも本人とも少しお話させていただいたんですけど、お父さんが『55kgのトーナメントやりたいよね。みんなでやれるものを作っていきたい』と話されてて、トーナメントばかりやるのはおかしいかもしれないけど、そういうトーナメントだったら、KNOCK OUTのチャンピオンとして出ていきますよ。そこに、武尊選手はもちろん、例えば田丸辰選手も新しい時代のキックを見せてくれてるので面白いし、僕が対戦したらどうなるのかなと思いますね。ホント団体の枠を超えた最強のトーナメントになれば格闘技界が盛り上がるじゃないですか。僕が優勝したときに『スタート地点に立った』と言ったのは、まさにそういう意味なんです。あのトーナメントを優勝したことで、KNOCK OUTの代表として発言権をもらった。各団体のトップの選手と闘うのに相応しい看板を背負ったんです。僕は勝利を重ねることで、KNOCK OUTを引っ張っていく。そうすれば来年の『K.O CLIMAX』のトーナメントは『出たい』と思う選手がたくさん出てくるじゃないですか。だから僕はトップじゃなきゃいけないと思ってます」

後半に続く…

(取材・文 / どら増田)