お知らせ

【KNOCK OUT 2021 vol.2】古村匡平インタビュー公開!

「今年中にベルトへ。将来のためにも、もう1敗もできません」

4・25『KNOCK OUT 2021 vol.2』の「KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R」で、麻火佑太郞と戦う古村匡平。昨年はバズーカ巧樹を相手にプロ初黒星も喫した年だったが、本人としては「もう1敗もできない」という焦りを感じているという。目標とする『KNOCK OUT』タイトル、その先に彼が持つビジョンとは?

 

──今回の対戦相手である麻火佑太郞選手は『KNOCK OUT』『REBELS』で連勝しています。その試合での印象は?

古村 麻火選手が最初に勝った中澤良介選手とは僕も対戦していて、その試合は「中澤選手はサウスポーが苦手なのかな?」と思いました。中澤選手は勝ち方にこだわりすぎて空回りしているように見えて、麻火選手の方がのびのびと戦っていましたね。自分のやりたいことをこの舞台で見せてやろうという気持ちが見えました。次の紀州のマルちゃん戦は1RKOで勝っていましたが、相手が初参戦でもあったので、むしろあれぐらいの勝ち方をしてもらった方が、こちらもやる気が出るというか。

──足技に特徴のある選手だと思いますが、攻撃面での印象は?

古村 サウスポー中心でスイッチもするので、相手からするとやりにくいのかなと思います。僕が対戦した相手からすると、丹羽圭介選手と同じにおいを感じました。丹羽選手との試合では「もっとこうしていればよかった」という自分の反省点がすごく見つかったので、今回はそういう点も出していければいいかなと思いますね。サウスポー、オーソドックス、スイッチ、どれで来ても対応できるように対策はしています。

──なるほど。

古村 弟の光、それから3月大会に出場したペットシラー・FURUMURA-GYMの2人ともサウスポーなので、サウスポー対策には最適なんです。だからどちらで来られても問題ないかなと思います。

──古村選手は昨年、2月に「無法島 GRAND PRIX」トーナメントで2試合を行い、9月に中澤戦と、計3試合。今回は7ヵ月ぶりの試合となります。

古村 『KNOCK OUT』の舞台ではFURUMURA-GYMをけっこう使っていただいているので、今回、自分の試合が決まったこともうれしいです。自分としては今年中に『KNOCK OUT』のベルトを獲りたいというビジョンがあるので、今回の試合はそれに大きく近づく一戦になるのかなと。そう思って、BLACKでもいいかなということでこのオファーを受けました。同日に同じ階級のタイトルマッチもあるのでそこも意識して、タイトルマッチも呑み込んでしまうような試合を麻火選手とできたらと思います。せっかく『KNOCK OUT』に呼んでいただいているので、イベント名に相応しい勝ち方で決着をつけたいです。

──タイトルマッチの勝敗についてはどう見ていますか?

古村 前回は大谷翔司選手が勝ってますが、今回はバズーカ選手が勝つかなと予想もしてますし、個人的にはリベンジもしたいので、ここは王者としての威厳を示して勝ってもらって、僕もここをしっかり勝って、今年中にタイトルマッチとリベンジマッチを兼ねて対戦できればと思っています。バズーカ選手からすると大谷選手はやりにくそうなタイプだと思いますが、前回バズーカ選手と対戦した時に、すごく頭を使って戦う選手なんだということに気づいたんです。打ち合いたくても打ち合ってくれなくて。だから、そのうまさを出せばKOもあるんじゃないかと思ってます。

 

──また、先ほど名前の出た古村光選手、ペットシラー選手が3月大会では結果を残せず、ジムとしての巻き返しの一戦にもなるかと思いますが。

古村 そうですね。ペットシラーは安本晴翔選手にも勝ってくれるだろうと期待もしていたんですが、そこで思うようにはいかせないのが、さすが安本選手だなとは感じました。また光に関しては、壱・センチャイジム選手に勝つというほぼ絶対的な自信があったんですけど、そこはキャリアの差が出たというか、壱選手が上手で思うようにやらせてもらえず、結果として2人ともやられてしまったので、今回は僕がノックアウトして暴れて、FURUMURA-GYMの勢いを取り戻すのが使命かなと思っています。

──光選手は前日会見のポーズや発言など、以前とは変化が見られましたね。

古村 いやあ(笑)、あの前日会見でしゃべってた地元ネタとかは、知ってる人間には面白いんですけど、知らない人からすると滑っちゃうようなネタでしたよね。ただツイッターでも反応があった通り、そんなの構わずにトップギアで飛ばしてたので、僕はあそこまではできないなと(笑)。僕は僕で、ありのままの自分をこれからも出していければいいかなと思ってます。

──光選手のアピールもそうでしたが、やはり地方から東京に遠征して試合をすることで、存在感を出したいという気持ちが強いですよね。

古村 そうですね。今までの僕たちには実績も経験もないので、いろいろやったら「面白い」と思ってもらえるかもしれないですし、「試合も見てみようかな」とも思ってもらえるかなという気持ちもあったんですけど、やっぱりある程度は実績と実力がついてからでないとダメかなとも思っていて。でもトップクラスの選手と試合が組まれるようにもなってきたので、そろそろプロとして会見も意識していこうかなと思うようにはなりました。

──やっぱり地元での試合とは意識が変わりますか?

古村 全然違いますね。地元では対戦してくれる相手が見つからない状況でもあるので、試合でも「自分が引っ張らないと」という意識なんですよね。だからこういった大舞台でやらせてもらえるというのはすごくありがたいですし、食らいついてやろうという気持ち、「地方だからってなめるなよ」という反骨精神みたいなものはすごくあります。毎回、東京では「九州にもこんな強い選手がいるんだぞ」という意地を見せてやろうという気持ちでやってます。

──いろんな側面があって、今回も大事な一戦ですね。

古村 ここしばらくは全てが大事な試合で、1回負けてしまうとまた上り詰めるまで時間がかかってしまうので、ここから1敗もしたくないという気持ちは強いです。正直、そんなに長く選手としてやっていこうとは思っていないので、『KNOCK OUT』のタイトルを獲って、チャンピオンとして日本のトップ選手たちと戦って、ある程度のところに行けたら引退しようと考えてるんです。

──そうなんですか。

古村 他の仕事にも興味があって、そのためにはまず格闘技で成功しないといけないなと。まだ21歳ですけど、この先のことを考えたら正直、焦りも感じます。それだけに、最速で日本のトップを獲るためにはもう1敗もできないと思ってるんです。あとKNOCK OUT-REDのタイトルもほしいので、チャンピオンのスアレック・ルークカムイ選手とも早く試合ができるように、今回の試合で両方の王座に近づけるような内容で勝てるように意識しています。

──そういった点も踏まえて、今回の試合で一番見てほしい点は?

古村 僕は一発がある選手だと自分で思っているので、その魅力を今回の試合でも伝えたいです。倒す時は一発で決まるし、いつ試合が終わるか分からないので、その一発を見逃さないようにしてほしいですね。今まで、「今回は違う」とさんざん言ってきて、『KNOCK OUT』での3試合でダウンの1回も取れてないんですよ。自分の持ってる破壊力をまだキッチリ出せていないと思っていて、今回はそれが出せるように練習してきているので、そこに一番注目してほしいです。

 

 

プロフィール
古村匡平(ふるむら・きょうへい)
所属:FURUMURA-GYM
生年月日:1999年8月24日
出身:佐賀県三養基郡
身長:174cm
戦績:18戦16勝(7KO)1敗1分
タイトル:大和MUAYTHAIスーパーライト級王者