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【KNOCK OUT 2021 vol.2】花岡竜インタビュー公開!

「試合より学校のテストの方が大変(笑)。今回はKOする自信満々です!」

4・25『KNOCK OUT 2021 vol.2』の「KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R・延長1R」で、松﨑公則と戦う花岡竜。17歳・高校3年生の花岡にとって、45歳の松﨑はほぼ父親と同い年という。しかも「小っちゃい頃」から松﨑の試合を見ていたともいう花岡。そんな相手に対し、今回はKOを狙っていくという。その意気込みはいかに?

 

──前戦、今年2月の吉成士門戦がプロ8戦目にして初黒星となりました。

花岡 はい。プロではずっと負けなしで来ていて、黒星はつけたくないという気持ちが大きかったので、悔しかったです。「無敗対決」と大きく書かれていたし、相手が年下だったので負けたくないという気持ちが強くて、その面で悔しかった部分もあります。

──試合での反省点というと?

花岡 相手選手とは10cmぐらい身長差があって、そこをうまく攻め込めなかったなというのを、動画で振り返って思いました。自分には倒す力とかテクニックとかが足りないなというのは感じました。あとパンチが大事だなと思って、今はパンチの練習をけっこうやっています。

──今までは、そこまで重視していなかった?

花岡 パンチには苦手意識を持っていて、全然練習してなかったんですよ。蹴りの練習が多かったんですけど、今は半々ぐらいにしてパンチもやっています。最近、手応えも掴んできました。

──今回、『KNOCK OUT』本戦には初出場となります。チャンピオンの安本晴翔選手、白幡裕星選手をはじめ、橋本道場からは多くの選手が出て活躍しています。『KNOCK OUT』というイベントについては?

花岡 デビュー4戦目で、『KNOCK OUT』のオープニングマッチに出させてもらった時(2019年11月1日、佐藤仁志戦)に、本戦に出ている選手を見て、「いつかは本戦に出てみたい」と思ってました。イベントとして華やかだし、オープニングマッチだと全然注目されないので、やっぱり本戦がいいなあと。

──今回、対戦する松﨑公則選手は、昨年12月の『REBELS』で白幡選手と対戦しました。あの試合をどう見ていましたか?

花岡 裕星がずっと押してたんですけど、松﨑選手はひるむことなくずっと前に出続けていて、死ぬ気で勝ちに来る感じが怖いなと思いました。他の選手にはないベテランの怖さみたいなものを、みていて感じましたね。

──技や動きの面ではいかがでしょう?

花岡 近距離になった時のヒジがうまいなと思って小っちゃい頃から見ていたので、そこは気をつけたいなと思ってます。

──「小っちゃい頃」! 最初に見たのは何歳の時でしたか?

花岡 ちょこちょこ見てはいたんですけど、印象深いのは中2の時に見た晴翔先輩とのタイトルマッチ(2017年6月11日、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級タイトルマッチ)ですね。ゾンビみたいな感じでどんどん前に出てきていたので、怖いなと思いました。

──ちなみに、花岡選手のお父さんは何歳ですか?

花岡 47歳ぐらいです。なので、松﨑選手とほぼ同じぐらいの年齢です。

──ですよね。父親ぐらいの年齢の人と殴り合うって、普通はあり得ないことだと思うんですが、気持ち的にはどうですか?

花岡 まあ、年は特に関係なく、普通にいち選手として戦うという感じです。

──どう戦ってどう勝ちたいですか?

花岡 スピードとテクニックは自分にはあるかなと思うので、それを使いつつ、『KNOCK OUT』の大会なのでノックアウトしにいく姿勢を見せて、最後は倒して勝ちたいです。

──そこに、先ほど練習の割合を増やしているというお話だったパンチは、どれぐらい生かせそうですか?

花岡 今までKOが少なかったので、KOのイメージがあまりなかったんですけど、最近は練習していて「これだったら倒せるな」という技が増えてきたので、それが当てられれば倒せるかなと思います。何パターンか練習しているので、それがうまくハマれば。

──自信のほどは?

花岡 自信は満々です。今回、52kgということもあって普段より試合体重が重いので、減量も少ないんですよ。その分も普段より動けるし、パワーを維持したまま練習もできているので、そこはデカいかなと思います。

 

 

──『KNOCK OUT』は3月大会でREBORNとなって階級やタイトルも変わった部分があって、スーパーフライ級では同門の白幡選手が新たにチャンピオンになったという状況ですが、タイトル戦線についてはどう考えていますか?

花岡 タイトルがほしくないと言ったらウソになるんですけど、ベルトよりも、強いと言われてる選手とどんどん試合をしていきたいという思いが強いです。組まれたら誰とでもやりますし、RED、BLACK、どちらでも出られるので、強い選手と両方でやった上で、そこにベルトがついてきたらなと思っています。

──当面、対戦したい選手、気になっている選手は?

花岡 『KNOCK OUT』でスーパーフライ級、フライ級だと、老沼隆斗選手とは1回やってみたいですね。

──近い階級も含めて、同門の選手たちはいいお手本ですよね?

花岡 そうですね。いろんなタイプの選手がいますし、同じ階級の選手も何人かいるので、いいお手本になってもらっています。階級が近い選手には負けたくないなという気持ちもあります。

──橋本敏彦会長からは、どんなことを言われていますか?

花岡 松﨑選手はもらってももらってもガンガン前に来るので、それに呑み込まれないようにと。そのために、前に松﨑選手と戦った裕星がサウスポーでもあるので、似たスタイルになってもらって、スパーリングで攻撃をよけたり回り込んだりという練習をしています。

──「仮想・松﨑公則」というわけですね。さて、今は17歳で高校3年生ということですが、学校生活で気になっていることは?

花岡 もう3年なので、考えているのは進路のことばっかりですね。4年制の大学に行きたいと思っているので、「成績を上げなきゃ」とか「テスト頑張らなきゃな」とか、そればっかり考えてますね(笑)。

──試合との両立が大変そうですね。

花岡 そうですね。練習は休みたくないので、そこはうまく調整してやっていこうと思っています。練習に行って家に帰ると11時過ぎとかになってしまうので、勉強は練習の前に、学校でやったりしています。テスト前は、試合が近くなければ1週間ぐらい休みをもらって、一気に詰めて勉強してる感じですね。

──素晴らしいです。ちなみに成績は……。

花岡 ほとんどが「3」で、「5」が1つ、「4」が4つぐらいですかね。

──いいじゃないですか! ちなみに得意科目と苦手科目は?

花岡 得意なのは数学です。苦手なのは、英語が本当にできなくて、毎回「3」か「2」の際どいところです(笑)。単語を覚えるのも大変なんですけど、文法が難しくて……。基本、一つのことしかできないので、違う言葉を覚えるのがそもそも無理です(笑)。

──無理と言わず頑張りましょうよ(笑)。試合とテストではどちらが大変ですか?

花岡 断然、テストですね。追い込みとかは大変ですけど、試合の非日常感が好きなので、楽しいんですよ。テストはつらいじゃないですか。

──そちらも頑張ってくださいということで(笑)、選手としての大きな目標は?

花岡 やっているからには、世界の大きなベルトを一本はほしいというのはありますね。

──そこにつながる試合をしていくということですね。では最後に、今回の試合で一番見てほしいポイントは?

花岡 いつもは「スピードとテクニックを見てほしい」と言ってるんですけど、観客の皆さんも倒すところが見たいと思うので、今回は倒しにいく姿勢を見てほしいです。今回はKOを狙っていきますんで。

──分かりました。しかし今の、特にジュニアからずっとやっている選手は皆さんそうですが、本当にお話がしっかりしていますね。

花岡 ホントですか? お父さんにはいつも「もっとしっかりしゃべろ」って怒られるんですよ(笑)。「何言ってるのか分かんねえよ!」って。緊張すると言葉が出なくなっちゃって。

──全然そんなことないと思います! ではそこも自信を持って、試合も勉強も頑張ってください!

花岡 ありがとうございます(笑)。

 

 

プロフィール
花岡 竜(はなおか・りゅう)
所属:橋本道場
生年月日:2003年11月30日
出身:東京都昭島市
身長:165cm
戦績:8戦6勝(2KO)1敗1分
タイトル:イノベーション・フライ級王者