
ROAD TO KNOCK OUT.1
2017 年5 月10日(水 )18:00 OPEN / 19:00 START
渋谷TSUTAYA O-EASThttp://shibuya-o.com/
主催:株式会社キックスロード 協力:株式会社RIKIX 株式会社ブシロード
過去試合
試合結果
Match result
第1試合
55.5kg契約 3分3R
- 加藤 有吾
-
◎
- 佐藤 執斗
-
WMC I-1 54kg級王者
☓
- 1R 2:17 KO
-
1R
バックステップからサイドキック、前蹴りのフェイントから右フックと変則な攻撃を見せる佐藤。加藤は細かいパンチのフェイントからじりじりと距離を詰めていく。
佐藤は飛びヒザなど豪快な攻撃を見せるが、徐々に加藤のパンチが佐藤の顔面を捉える。
佐藤が放ったローキックに、加藤が左のボディーブローを合わせると、佐藤は時間差で崩れ落ち悶絶。立ち上がることが出来ず加藤がキャリア初のKO勝利を飾った。
第2試合
48㎏契約 3分3R
- 田嶋 はる
-
WPMF世界ミニフライ級王者
△
- 小林 愛三
-
初代ムエタイオープン女子フライ級王者
△
- 3R 判定 29-30,29-29,30-29
-
1R
少し離れた距離からローキックを蹴りあう両者。小林の強烈なローキックを受け太ももが赤くなる田嶋。
公開採点は1者が10-9で小林を支持、2者が10-10のイーブン。
2R
アグレッシブに攻める小林に対し、田嶋は巧みに小林の攻撃をかわし、逆に攻撃を合わせる。中盤からは小林の攻撃に対しヒジのカウンターをヒット。
このラウンドの公開採点は、ジャッジ1名が10-9で小林、1名が10-9で田嶋を支持、1名が10-10のイーブン。
3R
引き続きアグレッシブに前進を続ける小林と、ヒジ打ちや首相撲で小林の攻撃を止める田嶋。
判定は29-30で小林を支持が1者。30-29で田嶋支持が1者。29-29のイーブンが一者となりドロー決着に。
第3試合
63.5㎏契約 3分5R
- 茂木 俊介
-
△
- 中尾 満
-
△
- 5R 判定 (49-49,50-49,48-48)
-
1R
タイ人選手のような、ゆったりとした構えから強烈なミドルキックを放つ茂木。中尾はしっかりとガードを固めながら返しの蹴りを狙う落ち着いた立ち上がりに。
2R
距離を詰めた中尾の強烈なパンチが茂木の顔面にヒット。茂木はヒジ、パンチで中尾を押し返す。
3R
パンチで距離を詰める中尾に対し、茂木はヒザ蹴り、ヒジを合わせて中尾の前進をストップ。ラウンド終盤はパンチでも攻勢に出て試合のペースを奪い返す。
4R
茂木は足を止めてパンチの打ち合いを仕掛ける。プレッシャーをかけ続け中尾を後退させる。
5R
前のラウンドで劣勢となった中尾はペースを取り戻すべくフルスイングでパンチを振り回す。
茂木は対抗してヒジ打ちを見せると中尾は顔面から出血。これで完全にスイッチが入った中尾は一気にラッシュを仕掛け試合は激戦に。
顔面から鮮血が滴りながらも、中尾が茂木を後退させたところで終了のゴング。
判定はジャッジ1人が茂木を支持するも、2人はイーブンと判断し、試合はドロー決着に。
スペシャルエキシビション
3分1R
- 那須川 天心
-
ISKAオリエンタル世界バンタム級王者
◯
- 石井 宏樹
-
元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者
◯
- エキシビジョンマッチのため勝敗なし
-
2014年のNO KICK NO LIFEで引退した、石井宏樹がエキシビジョンマッチで久々のリングイン。若干18歳にしてキックボクシングの頂点に立つ那須川天心とまさかの対戦が実現。
試合開始早々に石井が、人気漫画「グラップラー刃牙」に登場するトリケラトプス拳を披露し会場を沸かせる。
対する那須川天心もスピードのあるコンビネーションから、両手に手を付いてのアクロバティックな蹴り技で対抗。
そこから両者のテクニックの高さを伺える攻防が続くと、那須川の前蹴りで石井が後方に倒れたところに、那須川がお返しのトリケラトプス拳を披露。
さらに勢いにのる那須川はドロップキックを見せるなど会場を大いに沸かす。
最後は石井が那須川の顔面にパンチのラッシュを決めると、上にジャンプしての豪快なヒジ打ちも披露。
大きな盛り上がりを見せてエキシビジョンマッチは終了。石井が3年振りとは思えない動きを見せ試合を終えた。
第4試合 "THE CYCLONE” vs "ドリームキャッチャー
55.5㎏契約 3分5R
- 宮元 啓介
-
WPMF世界スーパーバンタム級王者
◎
- 伏見 和之
-
元SB日本スーパーバンタム級王者
☓
- 3R 2:58 TKO (タオル投入)
-
1R
ローキックで宮元との距離を測り、ガードの隙間を伺いパンチを打ち込む伏見。宮元は距離を取りながら伏見の動きを見る落ち着いた立ち上がりに。
ラウンド中盤には伏見のパンチが宮元の顔面にヒット。宮元はミドルで伏見から距離をとるも、ミドルキックがキャッチされペースを掴めない様子。
2R
伏見はボディーストレートからテンポの速いパンチで宮元を攻め込む。
宮元もロー、ミドルキックを中心とした蹴りで、伏見にクリーンヒットは許さない拮抗した展開に。
3R
変わらず前進を続ける伏見の動きを見切ったか、宮元はカウンターでパンチとミドルキック、パンチを合わせていく。
ミドルキックでボディーが効き、動きの鈍った伏見に対し、宮元の飛びヒザが炸裂し伏見はダウン。
8カウントで立ち上がった伏見だったが、宮元の放った右ハイキックが決まり2度目のダウン。
たまらず伏見のセコンドがタオルを投入し、メインイベントは劇的なTKO決着で幕を閉じた。