
ROAD TO KNOCK OUT.2
過去試合
試合結果
Match result
第1試合 KNOCK OUT本戦参戦を狙う新鋭が激突!
3R 5分kg契約
- 中村 龍登
-
◯
- ギッティチャイ・タツヤ
-
☓
- 3R 判定 (30-29,30-29,30,28)
-
5勝無敗でINNOVATIONで新人王を獲得した中村龍登が、マンガ家の登竜門と言われる手塚賞で最終候補に残ったこともあるギッティチャイ タツヤと対戦。
1R、サウスポー同士の対決となった試合は、ローで距離を測り、鋭いパンチを狙うギッティチャイと、前蹴りで距離をとり、蹴りを中心に戦う中村という展開に。
2R、パンチで距離をつめるギッティチャイを、中村は前蹴りでストップしてローキック。ギッティチャイのパンチをかわし、組付いてからヒザを合わせるなど、試合は中村のペースに。
3R、ラウンドのはじめからギッティチャイはパンチのラッシュ。しかし、中村は巧みにパンチをかわし組みつきギッティチャイのパンチを止めると、逆に右ストレートでカウンターをヒット。
試合は判定となり、常に自分の距離をキープし続けた中村が勝利。デビューからの連勝を6に伸ばした。
第2試合 無敗の女子キックの星が海外三冠王と激突!
50㎏契約 3分3R
- 小林 愛三
-
△
- Union 朱里
-
△
- 3R 判定(28-29,29-28,30-30)
-
デビューから無敗で国内のベルトを獲得した小林愛三が、アジアで三冠王に輝くUnion朱里と対戦。
入場のさいに激しいヲタ芸ダンスをみせるUnionは、この日も頭を振り回す激しいパフォーマンスを披露した。
1R、サウスポーに構えるUnionに対し、小林は右ミドルキックをジャブのように連発し、距離を詰めてパンチの連打を狙うUnionをストップ。それでも、Unionはしつこく前進を続け、パンチが小林の顔面を捉える。
2R、小林はミドルキックに加え、ヒザ蹴り、前蹴りとバリエーションを増やし、Unionの前進に対処。しかし、Unionはリングを回る小林をうまくコントロールしコーナーに追い詰める。パンチの打ち合いではUnionが上回るも、小林は下がりながらもミドルキックを連発し手数では上回る。
3R、前にでる圧力を強めるUnionに、小林はリングを回りながらミドルキックを連打。さらに、距離が近づくと組みつきを狙う小林に、Unionはボディーブローで対抗。
試合は三者三様のドロー判定に。熱戦となり会場が沸いた試合は痛み分けに。
第3試合 沖縄のニュースターvs大阪の無敗の新鋭
50.8㎏契約 3分3R
- 仲山 大雅
-
☓
- タネ ヨシホ
-
◯
- 3R 判定 (28-30,27-30,27-30)
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沖縄で2本のベルトを巻く仲山大雅と、デビューから8戦8勝で大阪でタイトルを獲得したタネヨシホによる注目の10代対決。
1R、サウスポーの仲山に対し、タネは強烈な右ミドルとインローでロープまで追い込み、弧を描くような左のパンチ、右ストレートをヒットさせる。プレッシャーを受け続ける仲山は手数が出ず苦しい展開に。
2R、タネは身体を小さく振りながら強烈なパンチで仲山をコーナーまで追い詰め、ヒジ打ちで追撃。タネは仲山を下がらせ続け、ボディーブローをヒットさせると、仲山の動きが鈍る。
3R、ポイントを奪われている仲山は覚悟を決めたかパンチのラッシュ。しかしタネにうまく身体を入れ替えられると、ここでもロープに押し込まれ強烈なパンチを浴びる。勢いにのるタネは距離を詰めてヒジの連打でさらに仲山を追い詰める。
すべてのラウンドで試合をリードしたタネが大差の判定勝利。大きなインパクトを残すKNOCK OUTデビューを飾った。
第4試合 無敗の超新星がトップ戦線で鎬を削る新鋭と激突!
3分3R 52.8kg契約
- 安本 晴翔
-
△
- 高坂 侑弥
-
△
- 3R 判定 (29-29,29-29,29-29)
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アマチュアで圧倒的な実績をあげ、プロでは無敗でREBELSでベルトを獲得している超新星の安本晴翔が、スピードを武器にトップ戦線で活躍する高坂侑弥と対戦。
1R、遠い間合いから左ミドル、前蹴りと蹴りを放つ安本に対し、高坂は蹴り終わりに飛び込んでパンチを狙う。安本の蹴りを警戒する高坂は蹴りの当たらない距離まで離れ、少しかみ合わない展開となる。
2R、ミドルキックを連打し、さらに遠いところから伸びる右ストレートをヒットさせる安本。高坂は安本の蹴りの距離を崩せず、単発でローキックを返すも劣勢となる。
3R、得意とする回転蹴りをみせた安本だったが、そこに高坂がカウンターを合わせ、一気にパンチのラッシュ。安本は前蹴りで距離を取ろうとするも、高坂の前進は止まらずパンチを浴び続ける。安本はなんとか飛びヒザなど大技で挽回を図るも、スタミナが切れ動きが落ち、高坂井に攻め込まれながら試合終了。
判定は三者共に29-29のドロー決着。超新星として注目をされた安本のKNOCK OUT初戦は、高坂のスピードに苦しみキャリア初の引き分けに。
第5試合 伝説が再びリングイン
エキシビジョンマッチ 3分1R
- 石井 宏樹
-
元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者
△
- Dyki
-
第4代RISEバンタム級王者
△
- エキシビジョンマッチのため勝敗なし
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KNOCK OUTで解説者を務める石井宏樹とDyki(宮城大樹)がエキシビジョンでまさかの激突!
試合開始と共にダッシュをしたDykiは、コーナーを蹴っての飛び蹴りを披露し会場を沸かせると、両者がフェイントを交えながらのハイレベルなローキックの蹴り合いへ。
お互いが試合前に予告したとおり、Dykiは三日月蹴り、石井はボディーブローを放ち、引退後の不摂生のため弱点となっているお腹を攻撃。
激しいローキックの蹴り合いが始まると、お互いの同意のもと、足の防具を外しての試合へ。
アクロバティックでスピードのある蹴りを披露するDykiに対し、石井は絶妙のタイミングで放つ蹴り技を見せ、大盛り上がりの中エキシビジョンは終了。
第6試合 元UFCファイターがベテランキックボクサーと激突!
64㎏契約 3分5R
- 金原 正徳
-
◎
- 中尾 満
-
☓
- 5R 1:01 TKO
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元UFCファイターの金原正徳がキックボクシング初挑戦の試合で、いきなり元国内王者の中尾満と対戦。
1R、直線的なパンチで攻める中尾の攻撃を、金原はバックステップでかわしカウンター。金原は少し腕を下げて構え、ノーモーションのジャブを中尾の顔面にヒットさせ続け、早くも中尾がぐらつく場面も。
2R、このラウンドも金原のステップに中尾はついていけず、角度、タイミングを変えながら放つ中尾のパンチを一方的に浴び続け鼻から出血。それでも中尾は前に出続けるも、金原に攻撃をヒットさせることはできず。
3R、ここまでパンチのみだった中尾は攻撃をミドルキック中心にシフト。金原の腕に蹴りがヒットする場面を作るも、金原はタイミングを掴みスウェーで対処。蹴りをかわしパンチをヒットさせる。
4R、再び攻撃をパンチに戻した中尾に対し、金原は中尾の攻撃が届かない距離からジャブをヒットさせ続ける。中尾はそれでもパンチを続けるも、苦しい展開は変わらず。
5R、諦めずフルスイングで前に出た中尾に対し、金原は冷静に距離をとり、ガードの空いたところにストレートをヒット。さらにアッパーで動きの止まった中尾に、金原はパンチの連打からヒザ蹴り。これ以上の続行は危険と判断したレフェリーがついに試合をストップした。
総合格闘家の金原が元国内王者を相手になにもさせない完封勝利。衝撃のキックボクシングデビューを飾った。